広島市文化協会令和4年度事業計画

[ 事業計画概要 ]

 広島市文化協会は、広島市を中心に活躍している多分野にわたる文化団体の横断的連携組織として発足し、広島市民の芸術・文化活動の向上・振興、会員団体相互の連絡調整・親睦を図ることを目的として活動している。
 令和4年度の事業は、感染症対策の制約も解除されたことから「第9回広島市の祭典と文芸・美術展」、「けんみん文化祭分野別フェスティバル」の開催など例年通り進めたい。また、新たに令和4年度から開催される「ひろしま国際平和文化祭」協賛事業である「街角コンサート」への参加なども進めたい。



[ 事業計画詳細 ]

1.連携組織の基盤づくり
(1)広島市文化協会ホームページの整備と利用促進
本年度は会員紹介ページに変更を生じている会員も見受けられるので、会員データの更新や会員の活動を掲載する広報ページの利用促進を図る。
(2)会員交流会の実施
会員交流会は会員相互の連携と理解を深める場として定着してきたが、あり方の見直しを求める声もあるところから実施の可否も含め検討したい。

2.けんみん文化祭ひろしま「第9回広島市の祭典」「文芸・美術」の開催
けんみん文化祭ひろしま「第9回広島市の祭典」は、34団体の参加を得て5月15日にJMSアステールプラザ大ホールで「文芸・美術展」を1階市民ギャラリーで15日~21日に開催する。
   
3.けんみん文化祭分野別フェスティバル「邦楽・日舞フェスティバル」の開催
けんみん文化祭分野別フェスティバルである「邦楽・日舞フェスティバル」は、12月18日(日)にJMSアステールプラザ大ホールで開催を予定しており所期の成果が得られるよう諸準備を進めて行く。

4.将来ビジョンの策定

広島市文化協会の将来のあるべき姿を考える「将来ビジョン」の策定については、最終的なとりまとめを行い、今後に当協会の活動の指針として行きたい。また、令和元年度に実施した「会員アンケート」や令和3年度に実施した(公財)広島市文化財団の「文化活動の実態や支援に関するアンケート」の結果も活用していきたい。
  
.その他の活動
(1)部会活動の推進
各部会の運営方針に基づき、部会活動を推進する。
(2)賛助会員の募集

当会の財政基盤が弱いため事業活動も制約されるところから、財政基盤強化の方策として、大口の賛助会員の募集を積極的に進める。
(3)芸術文化の振興並びに国際文化交流の推進

広島市の芸術文化の振興・発展に関わる提言・陳情・各種審議会参加なども必要に応じて取り組むとともに、行政との連携を密にして、国際文化交流なども進めたい。
(4)ひろしま国際平和文化祭協賛事業への協力

令和4年度から隔年で開催される「ひろしま国際平和文化祭」には、実行委員会の委員長に当協会の会長が就任していることもあり、当協会としてもその発展に全面的に協力して行きたい。本年度は協賛事業「街角コンサート」の参加を進める。